安藤杳子の本の話。

お部屋の中からこんにちは。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

飛んでる鳥の影はどこ?

暑くなって来ましたね。 普通のことを書きたくなって書いています。 今日は用事で、姫路へ行っていました。 本屋へ寄って、『吉行淳之介ベストエッセイ』を持って、カフェへ。 ピオレの3階?のカフェでぼんやり駅前の通りを見ていました。 普段着の人、仕事…

『CARVER'S DOSEN レイモンド・カーヴァー傑作選』村上春樹訳

レイモンド・カーヴァーの小説は、高校生の時に熱中していた。ちょうど、3年生の部活の引退間際の頃で、最後の大会(陸上部だった)に出場するため宿泊していたホテルで読んだ思い出がある。 一言で言うと、そんな重要な日の前夜に熱中して読むような教訓は…

価値ってなんだろう 『反哲学入門』 木田元

大学以来の再読でした。 最近ふつふつと哲学熱が再燃しています。 自分の整理のためにも少しだけあらすじを。 プラトン/アリストテレス以来、西洋は「超自然的思考」になり、それが「哲学」であると作者は語ります。 プラトンが、「イデア界」という、この世…